日本のEV普及の出遅れの元凶の一つが、充電インフラ整備の遅れだと考えています。基幹高速道路上のSA、PAでも充電機が1基しかないため、充電待ちが常態化している場所もあります。観光地でも宿泊施設に完備しているとは言い難く、あっても3㎾一基のみと言った状況ですね。これでは一人のお客が充電器を一晩占有してしまうことになります。先日訪れたフジ天城GCでは、3㎾充電器が5-6台並んでおり、3-4台のEVが充電していました。Distination Chargeの方向性を示していると感心いたしました。
弊社コラムでも紹介しておりますが、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。その流れでエネルギーの節約や地球温暖化対策の観点から世界における電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)への注目が高まっています。DMM.com(以下DMM)は今年5月15日、新たにEV(電気自動車)インフラ事業へ参入し、商業施設や宿泊施設、公共施設、マンション等で利用できるEV充電サービス「DMM EV CHARGE」を開始すると発表しました。
DMMのEV充電サービス「DMM EV CHARGE」では、事業者向けには初期費用(機器・工事費)、サービス利用料が無料の「0円プラン」と、各施設で充電器を設置するかわりに売電した販売価格の一部を還元する「売電シェアプラン」の2つのプランを準備し、またエンドユーザーに対しては2023年12月ごろ、商業施設と宿泊施設の来訪者へのEV充電サービスの提供開始を目指すとしています。
充電器の出力は、現在普及している3kW出力充電器の倍速の6kwで充電が可能。簡単なアプリ登録とクレジットカードの登録ですぐに充電と決済が可能といい、アプリ決済はDMMアカウントとの連携を予定。DMM.comの会員3914万人が即時にサービス利用可能になるとのことです。おおいに期待したいですね。
