11月5日まで開催されているジャパンモビリティショーを取材してきましたが、EVに纏わる新たな戦略についてまとめてみたいと思います。
まずEV先駆者的存在の日産は、次世代型電動スーパーカー「ハイパーフォース」を初公開しています。開発中の次世代電池である全個体型電池と、高出力モータの組み合わせで圧倒的な加速能力を売りにしています。トヨタはランドクルーザのEVモデルを発表しました。悪路に強く且つ静寂性を兼ね備えた「EVでしか実現できない価値」を見出したとしています。またホンダはソニーと共に「アフィーラ」を国内で初めて公開しています。運転席前面に大型の画面を配しソニーが提供する映画やゲームを運転中に楽しむことをコンセプトにしていますね。
海外勢で目を引くのがBYDとBMWです。BYDは24年春に発売開始するセダン「シール」を初公開。高級感のある外観とリラクゼーションを追求したモデルになっています。また独BMWは水素で走る燃料電池車「iX5」を展示していますが、その存在感は圧倒的でした。
また、ガラスメーカ大手のAGCは、外の明かりを制御して車内の照度を調整できる窓ガラスを紹介、日本板硝子もフロンドカラスに映画などを投影できる技術を展示しています。これまで脇役的存在だったガラスメーカがこれまで培った技術を、この大変革期に惜しみなく出してきている印象でしたね。
今回の展示では大手自動車メーカにみならず、IT企業、ガラスメーカ、エンタメ企業、電池メーカ等々を巻き込み、移動の利便性、快適性、エンタメ性など移動「空間」としての価値を生み出すことを中心に据える、そんな流れを感じました。
